道元禅師

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道元禅師は日本の曹洞宗(そうとうしゅう)の宗祖。
正治2年(1200年)京の上級貴公卿である貴族、久我家に生まれた。
幼名を信子丸と言った。

建暦3年(1213年)比叡山にいた母方の叔父良顕を訪ねて仏門に入る。
建保2年(1214年)天台座主公円に師事して出家し、仏法房道元と名乗る。
建保5年(1217年)建仁寺にて栄西の弟子明全に師事し、貞応2年(1223年)明全と共に博多から南宋(現 中国)に渡って諸山を巡り、1225年中国曹洞禅中国曹洞宗の天童如浄より允可(いんか)を受ける。
寛元2年(1244年)に永平寺を開き、曹洞宗の修行道場として現在に至る。

曹洞禅は、ひたすら座禅を行う只管打坐(しかんたざ)といい、臨済宗のように公案といわれる問答は行わない。
道元禅師は、日蓮聖人や弘法大師などのように多く語られることは少ないが、釈尊の修行時代の実践に重きを置き、その中にこそ悟りがあるのだと説いた。

建長5年(1253年)9月29日54歳で入滅された。

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