博多の総鎮守 櫛田神社

生憎の雨でしたが、雨の日の風景は晴れた日よりくっきり鮮明に映えてみえるんです。
この櫛田神社、小さいけれど歴史のある奥が深い神社なんですね。

本来であれば神社の名の通り、須佐之男命(すさのおのみこと:素戔嗚神と同一神)の奥様であられる櫛名田姫命(くしなだひめのみこと:櫛名田姫神と同一神)をお祀りしている筈の神社なのですが、驚いたことにこの博多の櫛田神社には主役の櫛名田姫命はお祀りされていないのです。
他の地域の櫛田神社の主祭神は櫛名田姫命なんですが。
不思議ですね。
でも、なぜそうなったか記録がないのだそうです。

博多の総鎮守(そうちんじゅ)、氏神様である櫛田神社(くしだじんじゃ)は奈良時代、天平宝字(てんぴょうほうじ)元年(757年)孝謙天皇、淳仁天皇の御代に三重県は松阪の櫛田神社から勧請されたとされています。
ということは、三重県松阪にも本家本元の櫛田神社があるということです。

松阪の櫛田神社の祭神である大幡主神(おおはたぬしのかみ)が天照大神に仕える一族の神であることから天照大神も一緒に勧請されたそうです。
この櫛田神社には、素戔嗚神(すさのおのかみ:須佐之男命ともいう)もお祀りされています。

櫛田神社は日本全国に存在し、その主祭神は須佐之男命(すさのおのみこと)の配偶者 櫛名田姫神(くしなだひめのかみ)としているそうですが、なぜか博多のこの櫛田神社には祀られていないのだそうです。
不思議な話ですが、ただ、元々は櫛名田姫神が祀られていたという説もあるようですが、よくわかりません。

新潟県の佐渡にも大幡主神を主神とする神社があるそうです。

博多どんたくでは、櫛田神社の祭事ではないが、松囃子一行は櫛田神社から出発するしきたりになっているとか。
地元の人々からは「お櫛田さん」と呼ばれて親しまれているそうです。

博多に行ったら、ぜひお詣りしておきましょう。

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