宗像大社(むなかたたいしゃ)に着いたとき、急にしとしとと雨が降ってきました。
ある特定の場所に行ったときに急に弱い雨に見舞われたとき、その土地や神様に歓迎されているときや、喜ばれているときなのだそうです。
初めての宗像大社、年に二回ほど埼玉県さいたま市の氷川神社にお詣りに行きますが、氷川神社の境内に宗像大社の末社があり、そこには何度もお詣りしたことがあるのですが、本社は初めてでした。
とにかく、宗像大社の震えが来るほどのエネルギー、体全体で感じました。
特に、奥にある高宮祭場(たかみやさいじょう)はまた特別な霊気が充満していて、その気迫に圧倒されそうになりました。
ここは、市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)が降臨された場所、原始的な、古代シャーマニズム的な香りがする特別な場所なのです。
無類のソフトクリーム好きな私は、参詣し終えた後、境内のソフトクリーム屋さんでゆっくりバニラソフトクリームを味あわせていただきました。
しかし、当時の都、つまり朝廷のある中央から遠く離れたこの宗像の場所に、皇室皇祖神である天照大神(あまてらすおおみかみ)の子であられる三女神がお祀りされていて、そして頻繁に天皇の勅使が派遣されていたということは、これは相当重要な、国家的要衝であったことはまず間違いないのではないでしょうか。
宗像には当時、唯一外国との交易を行っていた大きな国際港があったと言われています。
九州という地は、江戸幕府も唯一出島を置いた場所、地理的に重要な場所だったのでしょう。
公共交通機関、電車で行くと最寄り駅(JR鹿児島本線 東郷駅・赤間駅)から先のアクセスが非常に悪いので、タクシーを利用することをおすすめします。
または、自家用車やレンタカーが良いでしょう。
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