画一的な風景

仕事で日本各地を周ることが多いのだが、わたし的に残念に思うことがある。
駅前、日本中どこへ行っても大抵同じ風景で、オフィスに戻ってきてから、どこの駅だったか区別がつかなくなることはしょっちゅうだ。
そして街の造りは東京と変わらず、街もさることながら、何を隠そう方言をほとんど聞かなくなってしまったことは甚だ残念に思う。
個性が尊重される世の中になったというが、地方の特色、つまり、その土地その土地の個性が失われているような気がしてならない。
とても悲しく、残念に思う。

ラジオが普及し、テレビが普及し、パソコンが普及して、それらが各地の方言や訛り、文化までも東京化し、標準化されてしまっているような気がする。
面白くない。
海外旅行に行って街中にスターバックスやマクドナルドを目にしてがっかりする気持ちと同じだ。
日本全国標準化、なんとも味気ない世界ではないか。

一方で、文化は時代と共に生まれ、変化し、成熟されるものだと思う。
時の流れの中で、その地域に培われたものが文化だとすれば、標準化されたこの国全体そのものが文化だと言えるのかもしれない。
で、あれば甘んじて受け入れなければならないのであろうか。

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