アメリカ合衆国で車の運転免許を取得した話

アメリカ合衆国は州ごとに法律が違う。
そのため、当然自動車運転免許の制度や交通道路法も違う。
今回ここでお話するのはカリフォルニア州。
多分カリフォルニアに限らず、アメリカ全土で言えることは、日本のような教習所というものは存在しない。
ただ、任意で教習を受けることができるドライビングスクールはある。
日本の教習所や自動車学校のように大きな敷地に教習車と教習コースがあったり、学科を受講できる教室や、待合室、食堂が入っているような建物もない。

通常、アメリカのドライビングスクールは個人もしくは小規模の法人として営業しており、電話で教習の予約を入れると、その時間に教官が教習車で待ち合わせ場所まで迎えに行き、路上運転の教習を行う。
教習車は日本のように助手席に補助ブレーキがついている。
一般的には2時間で約80ドルだったような気がするが、今はもう少し高いだろう。
主にドライビングテクニックの教習であるため学科は自習だ。
学科試験は、日本の学科試験とは違い、意地悪なひねり問題がなく、比較的簡単である。
電話帳の後ろのページにある交通法規を読むだけで十分だ。

免許を取るには、まずSSN(Social Security Administration Office)でSocial Security No. を取得しなければならない。
いわゆる社会保障番号のことだが、これがないと自動車運転免許や携帯電話契約、アパートメントの契約ができない。
次にDMV(Department of Motor Vehicles)つまり自動車車両局なのだが、そこへ行き筆記試験を行い、合格すると実地試験の予約を入れる。
指定された日に自動車持ち込みでDMVに行き、試験官を助手席に乗せて指示に従って実走する。
この場合、自動車を持っていない場合は、ドライビングスクールで車両を出してくれる。
勿論費用はかかる。
この実技試験に合格すると、晴れて免許証が交付される。

日本のような仮免許制度はないが、筆記試験に合格すると、3年以上の運転歴がある者を助手席に乗せることで運転は可能。

アメリカの免許取得は、言わば日本の外来免許試験に似ているが、それが一般的だ。

実技試験に合格後、DMVで写真撮影を行い、あとは免許証の到着を待つ。
ただ、カリフォルニアであれば州都サクラメントから郵送されるため、3ヶ月待ちはざらであるため、仮の免許証(ただの印刷した紙)が発行されるので、本免が届くまでそれを所持する。

ちなみに、実地試験を3回落ちると、また学科から受け直さなければならない。

学科試験は、日本語の答案用紙があるが、地域のDMVによるので、予め確認が必要。
実地試験は全て英語だが、簡単な英語で指示してくれるので、聞き間違えないようにすることだ。
聞き取れなかったら「パードン?」と聞き直せばよい。

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