地獄の役割

悪いことをすれば地獄に落ちる。
古よりよく言われていることだ。
地獄とは人間界で言えば刑務所のような所で、さしずめ鬼は看守というところか。

さて、地獄は本当にあるのか?
地獄は存在する。
人間道場で悪事をはたらいたり、自殺した者は必ず地獄に収監され矯正させられる。
最も重い罪は僧侶や神官、牧師や神父などの聖職者を殺したり、暴力を振るった者は地獄の中の地獄、阿鼻叫喚地獄(あびきょうかんじごく)、つまり日本の刑務所でいえば網走刑務所のような厳しい環境の地獄に行くことになる。
この阿鼻叫喚地獄に行くと、なかなか出て来られないという。
数百年、数千年間苦しんでいる者もいると言われる。

地獄という言い方が正しいかどうかは別として、霊界には霊魂の矯正施設が存在する。
人間界で罪を犯して刑務所に入り改心や反省もせずに死んでしまたっら霊界でも刑務所暮らしだ。
人間界の刑務所よりもずっとずっと厳しい地獄という刑務所で。

霊魂は人間時代と違って死という一つの終わりはないから辛い。
苦しみは永遠に続くのだ。
人間時代は早く死んで楽になりたい(実際は楽になどならないが)と死を選ぶ者がいるが霊界ではそうはいかない、逃げられないのである。
地獄では心から反省し、心から後悔しないと出所することはできない。
少しでも改心できない者は、それこそ永遠に出ることはできない。

やっと刑期を終えて出所すると、次に待っているのは、また人間界での修行である。
地獄に落ちる前の前世と同じ境遇を与えられ、その人生という課程において全うに生きることが出来れば霊界の上層界へ行くことができる。
つまり、神の次元に一歩ずつ近付いていく。

修行は永遠に続くのである。

タイトルとURLをコピーしました