宗教と神仏 1

世界には仏教、キリスト教、神道、ヒンドゥー教、ユダヤ教、イスラム教などの宗教があり、それぞれに教派や宗派がある。
あまたと細分化される宗教は際限がない。
それぞれの宗教にそれぞれの神仏がいるのだが、これだけ数ある宗教で、その数だけ主神がいる。
そしてその主神は、どこの宗教も大宇宙の創造神で地球や人類を造った神であるとしている。
実際問題こんなに多くの創造神がいたら大変なことになってしまう。
多種多様な世界が存在してしまうではないか。
宗教の数だけ、神の数だけ無数の星や世界が存在することになってしまう。

では、なぜそうならないのか、それは創造神といわれる神仏はお一人だけだからだ。
このお一人の神を各宗教間で崇め、名を変えてお祀りしているということである。

仏教の最高神大日如来(毘盧遮那如来)、イスラム教のアッラーフ、キリスト教のヤハウェ(エホバ)、神道の天照大御神、これらは同一神であると考えている。
イスラム教、キリスト教、ユダヤ教は元々同じ宗教であり、最高神も同一であることは言うまでもない。
ちなみにヒンドゥー教の最高神はブラフマー(梵天)、ビシュヌ神、シヴァ神(大黒天)の三神であるが、三位一体論という教義が唱えられ、本来は一体であると言われている。

唯一神をその最高神の目・耳・口、そして手足となって教えを広められた方々(釈尊、ムハンマド、イエス・キリスト等)の人種や地域、土着信仰に応じたそれぞれの方便を以て伝えられ、説かれて現在のように各宗教によって唯一最高神は別々のお名前で呼ばれるようになったのではないだろうか。
イスラム教とキリスト教、ユダヤ教の関係が如実にそれを物語っている。

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