質の低下した日本の野党

かつて、この日本国には与党自由民主党(以後、自民党)に対する最大野党であった日本社会党(以後、社会党)が存在し、自民党の暴走にブレーキをかける非常に均衡のとれた政治が行われていた。
しかし、自民党のあまりの腐敗ぶりに、国民はNOを突き付け、長年にわたって与党の座を守ってきた自民党は下野してしまう。
社会党が与党となって政権を担うことになったのだが、これがいけなかった。
野党に長年甘んじてきた社会党に政権運営が出来るノウハウがなく、右往左往した挙句、阪神淡路大震災が発生し、結局自民党、社会党、新党さきがけ(さきがけ)による自社さ連立政権が発足することになった。
社会党委員長、村山内閣である。
保守と革新が連立を組むという滑稽な状態となった。
与党になった瞬間から社会党は権威を失い崩壊してしまう。
今では社会党を前身とする社会民主党(以後、社民党)が、細々と存在しているが、既にその存在意義すら失っている。
今では、川柳を詠う女性党首が復活しているが、最近は冴えた川柳をあまり聞かなくなってしまった。

そして立憲民主党(立民)、国民民主党(国民)、日本共産党(共産)、社会民主党(社民)など無能な野党集団になり下がり、ただ吠え、国会に出席せず税金の無駄遣いをし、政権与党の足を悪戯に引っ張る事しかせず、反対するが代案を提示しない、というより無能だからできない、まるで合法ヤクザのような存在が今の野党である(日本維新の会は別格)。

今や革新が自民党、保守が野党という構図になってしまっている。
国会の場での恫喝、下劣で品位のないヤジ、退場、ボイコット等、国民のための政治を邪魔する存在でしかない野党には、つくづく嫌気しかない。
民主政治というものは、相互に良き影響力を及ぼす政党政治ではないだろうか、且つての自民党と社会党のように。

社会党の崩壊はむしろ民主政治の崩壊を招くもので、与野党互いに切磋琢磨してきた時代はある種理想であったと思うのだ。
年々質が低下している一部を抜かした野党の存在は、人心の荒廃と比例しているかも知れない。

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