念ずれば花開く

想いを叶えたければ、思考を変えると環境が変わる、環境が変わると生活が変わる。
あとは強く念ずることだ。
但し、如何せん人生というものは念じても必ずしも花開くとは限らない。
念ずるだけで願いが叶うなど、お題目を唱えるだけで願い事がすべて叶うと言っている創価学会の論理である。
お題目を唱えるだけで病が癒え、願いも叶うのだと、以前、私を折伏(しゃくぶく)に来た学会員が言っていた。
挙句、当時、学会の支部長なる男性が、学生時代柔道部に所属し、試合の最中仲間の試合を見て「頑張れ!」ではなく、思わず口をついて出た言葉が「ナンミョウ!」だったと。
そこまでの信心がなければならないと、くだらんことを言っていたことを思い出してしまった。
とにかく、そんな魔法使いのようなことなどあるわけがない。
夢を実現させようとする意志と行動がそこになければ願い事は叶わない。

しかしながら、この世には、この人間道場には、予め定められた課題というものがあり、この課題を一つひとつ乗り越えていくことが人間界を生きる所以である。
だから、生まれる前から決められた人生を歩むことになっており、しかもその人生は生まれる前に霊界で自分が決めている。
要するに、念じても願いが叶うということはない。
たとえ願いが叶ったと思われることがあったとしても、それは、そういうプログラムだったからである。

こんなことを言っていると人生って一体何なんだ、虚しいだけではないか、と思う人もいるだろう。
そう、人生は虚しい、なぜって? この世は魂の修行道場だから。

与えられた人生プログラムに沿って、死という卒業式を迎えるまで、苦しみも悲しみも挫折も乗り越え、天寿をまっとうすることが人生の在り方なのだ。

巷の人間的思考の中で、願いは叶うとか、努力は必ず報われるとか、そういう甘い話は半分以下で期待しておくのが良いだろう。
人生の成功とは、中途退学(自殺)せずに天寿を全うすることなのである。

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