26歳にして初めて海外旅行をした。それがグアムです。沖縄に行って以来二度目の飛行機搭乗でした。
今から思えば東京からグアムまで約3時間、たった3時間の海外ですが、私にとっての初めての海外は狭い日本から飛び立って大空へ、その何とも言えない開放感が心を支配し、涙が出るほど感動した記憶があります。
正に自分の背中に羽が生えたかの如く、自由の素晴らしさを実感した瞬間でもありました。
なぜか、初めての海外は、今はなきノースウエスト航空のビジネスクラスを利用し、ホテル空港間の送迎は黒塗りのリムジン、ホテルはニッコーグアム。
今じゃ絶対にしない旅行パターンです。
空港から外に出てグアムの土を踏んだ時の感動は口では言い表せないほどでした。
夜空を見上げると無数の星、星座のことはよくわかりませんが、南十字星なんかを探し、日本の夜空ではない海外の夜空を見上げているという何か不思議な感覚に包まれました。
先の大戦で激戦地であったとは思えないほど穏やかで静かな島だと感じました。
見ている分には綺麗な海も、中に入るとゴロゴロ足が取られ、何かと思って海の中を覗くと、黒い棒状の物がたくさん、その正体はナマコです。
その数の多さに、とても残念に思ったものです。

パスポートがあれば世界中どこへでも行けるのです。一部の国はビザを取らないと入国できませんが、でも日本人として日本のパスポートがあればどこへでも行けるのです。
自由とはなんと素晴らしいことでしょうか。
私は心から有難いと思っています。
日本人は、もっと日本人に生まれたことを感謝するべきです。
ただ、絶対に忘れてはならないことは、『真の自由とは、義務の甘受のなかにある』ということです。
義務を果たしてこそ、真の自由を享受できるのです。
義務を果さないのに権利ばかり主張する最近の風潮は怒りを覚えます。対価を払わずに欲しいものを手に入れようなど叶うわけがない。
たとえ叶ったとしてもその代償は大きいでしょう。タダより高いものは無いのですから。