新興宗教の闇

初めて日本で新興宗教と言われ、時の権力から虐げられたのは浄土宗であった。
浄土宗というよりは、浄土宗の開祖である法然上人と申し上げた方が良いであろうか。
今まで存在した、律宗、三論宗、法相宗、華厳宗、成実宗、天台宗、真言宗に対し、『ただ念仏を称えるだけで極楽浄土に往生できる』と説く専修念仏の浄土宗は異端であった。
民衆はこぞって浄土宗(法然上人)に帰依した。

浄土宗を皮切りに、浄土宗の影響を受けた親鸞聖人の浄土真宗、禅宗と言われる栄西禅師の臨済宗や道元禅師の曹洞宗、日蓮聖人の日蓮宗などが新興宗教として設立された。
これらの、今では一般的な昔からある宗派であると認識されているが、当時はこれこそが正に新興宗教であった。
朝廷や時の幕府からの弾圧や迫害を受けたが、民衆の強い信仰心によってそれら圧力に屈することなく現在に至っている。

その後、近代になると、本門仏立宗や日蓮正宗、創価学会、立正佼成会、霊友会、顕正会、天理教、大本教、生長の家、阿含宗、真如苑など新興宗教が乱立した。
中でも日蓮宗系の日蓮正宗(創価学会)などは折伏(しゃくぶく)と称して他宗批判と入信の強要などをやり過ぎて社会問題になったほどである。
大本教のように大日本帝国時代に政治的圧力の下、教団本部を破壊され、徹底的に弾圧されて消滅した教団もあった。(生長の家は大本教の流れを汲んでいるといわれている)

新興宗教には二種類あり、純粋に世の中を憂う気持ちや神仏のお告げによって設立された教団と、金欲のために設立されたエセ教団などがあり、特に後者は税金逃れのために企業が設立したものや、暴力団が設立したものがある。

確かな志によって設立された教団はともかくとして、欲のために設立されたエセ教団は、とかく甘いことをうたい文句にして信者を募る。
『人生の成功者になれる』『金持ちになれる』『ガンが治る』『あなたは呪われているが、入信すれば呪いから救われる』等々、稚拙な言葉なのだが、皆乗せられてしまうのだ。
人の心の闇や隙にうまく入り込む手口が素晴らしい。
そんな教団にも熱狂的で狂信的な信者がいることが不思議でならない。

この世の中で私が絶対に認められないのが創価学会だ。
日蓮聖人のみ教えを楯に欲の塊のエセ教団に貶めてしまった池田大作氏は最大の罪人であるといえる。
公明党を擁する創価学会は政教分離の原則を堂々と冒しているいるではないか。
それを違うと否定する創価学会員や公明党員がいるが、その理由を明確に説明しているのを聞いたことがない。

牧口常三郎先生が設立された素晴らしい団体を、腐りきった団体に貶めた戸田城聖氏と池田大作氏は法敵であると断言する。

目先の利益にほだされ、何も知らずに入信することこそ最大の罪である。

心眼を養って、騙されないようにしなければならない。

宗教の枠を超えて、総合商社になってしまっている教団が多く見られる。
宗教団体とは、神仏のみ教えを一般民衆に説き、この世の苦しみから救い、正しい道に導くことが使命だと思う。
この人間道場の導師でなければならないのが宗教団体の役目ではなかろうか。

宗教団体自らが欲に染まり、人間界の澱みになってしまってどうするか!

憤りを強く感じている。

オウム真理教しかり、法の華三法行しかり、人心を惑わし、人心を扇動し、テロと欲のために宗教を利用した腐った者どもは、きっと必ず無間地獄の闇に落ちるだろう。
神仏を冒涜しているのだから当然である。

神仏の人間道場における代弁者である宗教家が、神仏の御名を利用して現世利益の追求を行うなど言語道断ではないだろうか。

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