栄西

栄西は臨済宗(りんざいしゅう)の開祖。
臨済宗は禅宗である。
明菴栄西(みょうあんえいさい)という。
平安時代から鎌倉時代の僧侶で、茶を宋(今の中国)から日本に伝えたことでも有名である。
永治元年(1141年)4月20日、備中(今の岡山県)の吉備津神社の権禰宜(ごんねぎ)賀陽貞遠の子として生まれた。
久寿元年(1154年)、比叡山延暦寺にて出家得度し、天台宗の教学と密教を学ぶ。
併せて宋で禅も学び日本に広めた。

そもそも臨済宗は唐(今の中国)の宗祖 臨済義玄(りんざいぎげん)に始まり、その教えが栄西によって日本に伝えられた。
臨済宗は公案と呼ばれる問答を行い、看話禅(かんなぜん)と言われる。

臨済禅で有名なのは一休さんだ。
トンチもこの公案という屁理屈のような問答が元になっているといえよう。

私見を言わせていただくと、私はどうも座禅を組むという難行が合わない。
瞑想や自己と向き合うことは、ぜひ座禅を行わなくても、いつでもどこでも静寂な環境さえあればできるものではないだろうか。
むしろ、騒々しい街中や環境にあっても自己と向き合えることが出来れば禅の世界で言えば修行達成なのではないか。
しかも、公案を聞いていると、予め台本があって、その台本を記憶して行うのだから、それが本当に意味ある事なのか甚だ疑問に感じている。

禅とは、悟に至るまでの修行の過程でしかなく、その修行課程の一部分にこだわった宗派であることにも些かの疑問を感じる。

禅宗には、臨済宗の他に曹洞宗(そうとうしゅう)、黄檗宗(おうばくしゅう)などがある。

建保3年(1215年)に栄西禅師はご入滅された。

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