災害の爪痕

2019年は酷い災害が多かった。
各地に深い爪痕を残し、多くの犠牲者を出した。
相当前から予告されていても予想できない事態によって被害がもたらされる。
災害に対して大事なことは、何がともあれ避難場所や避難経路を日頃から確認しておく事と、いかに早く非難するかということではないだろうか。

かく言う私も遠い昔に車ごと氾濫した濁流に呑まれ、流され、死にかけたことがある。水没した車や、流されて亡くなったとの情報を目にして、「こんな時に出かけるからだ」「なんで車ごと流される前に気付かなかったのか」と、言う人も多いと思うが、止むを得ず外に出なければならないことはある。
しかも、普段通っている道路が、まさか川になっているとは思いもしない。
日常と違う状況になっているとは誰しも思わないだろう。
「あっ!」と思った時にはもう遅い。
しかも夜になるとヘッドライトの灯だけではまったく見えないものだ。これはもう、そういう目に遭った者でなければわからないだろう。

濁流に流され、足元からチョロチョロと音を出しながら浸入する水は、あっと言う間に胸まで水が来る。
同時に死を覚悟してしまうのだが、それでも何とか“生きたい”と強く願う思いが頭をもたげる。「こんなところで、こんな死に方はしたくない!!」から「絶対に助かってやる!」という強いおもいに変わる。
ドアを開けようにも水圧で開かない。
死に物狂いで体当たりしながら、やっとの思いでドアを開けて脱出した。
水は既に立って胸の位置。

運よく命からがら逃げることができたが、本当に恐ろしい。
自然災害を侮ってはいけない。

備えあれば憂いなし、避難場所、避難経路、備蓄品、災害備品(懐中電灯、手動電源付きラジオ、電池等)。
電池は定期的に交換し、賞味期限のあるものは定期的に買い替えることが大事である。

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